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本当の家族の回復 使徒 16章 30〜31節
中野雄一郎 師
「先生がた、わたしは救われるために、何をすべきでしょうか」。ふたりが言った、「主イエスを信じなさい。そうしたら、あなたもあなたの家族も救われます」(30-31)
聖書は、神様が私たちと契約をされた文書です。神様は御子イエスを十字架につけて、その真っ赤な血で御言に実印を押しておられます。この個所は、主イエスを信じるとすばらしい人生が始まり、家族へ祝福が及ぶ、世界的、普遍的な救いの祝福を全世界に提供する神様のメッセージ、福音が発信されています。
神様の前に「主イエスを信じる」とは、単なる天国行きの切符をもらって永遠の命を生きるだけでなく、喜びをもって力強く、勝利をもって人生を生きるように変えられることです。また主は私たちの中に住んで下さり、体と心と霊が祝福された、輝く現実の生活が始まります。
この個所の背景は、主イエスの弟子であるパウロとシラスがピリピの町で伝道していた時に、ふとした誤解が生じて彼らはむち打たれ、投獄されて、足かせをつけられて自由を奪われて牢獄の一番奥に入れられていた真夜中のことです。不平不満を言うのではなく、主イエスを信じて輝くばかりの人生を送っている彼らの姿が描かれています。救い主イエスを讃美していて、神の前に心を向けてお祈りをしていました。彼らの麗しい讃美と祈りが、喜びと感謝のうちに積まれて積まれて積まれた真夜中、突然周りが引っくり返るように出来事が起きたのです。この事実は、自由に動くことができない現代の私たちの人生を象徴しています。そのような現実は、私たちの生活にいっぱいであります。人生の外側は、艶やかで繁栄しているかのようで、一端何かがあると一寸先は闇です。この最近十年間、多くの重大な事件が家庭の中で起きています。
聖書は、「主イエスを信じなさい。あなたもあなたの家族も救われます」と約束しておられます。キリスト教は、最高の親孝行の宗教です。神である主イエス様は、父なる神様の御心を行うために来られ、十字架の死までも従順に従われて、私たち人間の身代りとなって私たちを救って下さいました。
主イエスを信じる人は、心が安らぎます。神様の愛が私たちの心に注ぎ込まれます。自分の力で奉仕し愛するのではなく、神様の愛と力を受けて愛することができるようになります。神様の前に厳粛な思いで親を親として愛する、子ども、孫たちを愛するのが、クリスチャンの歩みです。家庭の中で輝くばかりの人生が始まり、人生を喜びに変えられます。 あなたもあなたの家族も神様から豊かな祝福を受けます。ただ私たちの罪が赦されるだけでなく、神様を讃美し、心から感謝し、楽しい快適な思いが溢れてきて、世のため人のため、神様のために役立つ輝くばかりの人生をしっかりと送ることができます。今日、その一歩を踏み出しましょう。
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ショートメッセージ
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