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ヨハネ黙示録 21章1〜4節 2014年12月29日 |
見よ、神の幕屋が人と共にあり、神が人と共に住み、人は神の民となり、神自ら人と共にいまして、人の目から涙を全くぬぐいとって下さる。もはや、死もなく、悲しみも、叫びも、痛みもない。(3〜4)
聖書はいよいよクライマックスになります。天地創造で始まった聖書が、新天新地の創造で完結するのです。古い天と古い地は過ぎ去ってしまい、新しいエルサレムが天から下って来ます。「神のもとを出て、天から」という言葉は、それが今のエルサレムとは違う、神の造られた新しい都であることを象徴しています。「海」は怪物や獣が現れる得体の知れないものを象徴していますので、新しい天と地には「海がない」とされます。私たちを不安にさせるものはもはや何もないのです。
神は私たちの上にその天幕を張って、私たちと共に住んでくださいます。この地上の歩みの中では何度も涙することがあったでしょう。しかし、その時には主は、私たちの目から涙を全くぬぐいとってくださいます。この地上において、私たちを苦しめてきた死も、悲しみも、叫びも、痛みも、そこにはありません。主の慰めがそこを覆い、主が共にいてくださるという喜びと平安が満ち溢れているのです。
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ヨハネ黙示録 21章5〜8節 2014年12月30日 |
事はすでに成った。わたしは、アルパでありオメガである。初めであり終りである。かわいている者には、いのちの水の泉から価なしに飲ませよう。(6) 御座にいます方が「見よ、わたしはすべてのものを新しくする」とおっしゃいます。これは主の確かな約束です。アルファはギリシャ語のアルファベットの最初の文字、オメガは最後の文字です。主はすべてを始めてくださった源なるお方であると共に、完成してくださるお方なのです。主は私たちに、いのちの水を飲ませてくださいます。これを飲む者はいつまでもかわくことなく、永遠のいのちを持ちます。神は、私たちの神としてご自身をあらわし、私たちのことを「わたしの子」と呼んでくださいます。
しかし、主を信じることのない者、主の喜ばれない生き方を続ける者、まじないや偶像礼拝など、主なる神以外の、神ならぬものにすがって生きようとする者は、新しい御国で主の栄光にあずかることはできません。そのような生き方を続けようとする人に残されているのは裁きと滅びなのです。
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ヨハネ黙示録 21章9〜21節 2014年12月31日 |
「さあ、きなさい。小羊の妻なる花嫁を見せよう」。 この御使は、わたしを御霊に感じたまま、大きな高い山に連れて行き、聖都エルサレムが、神の栄光のうちに、神のみもとを出て天から下って来るのを見せてくれた。 (9〜10) 教会は小羊なるキリストの花嫁と呼ばれています。これは教会とキリストとの間にある深い愛の交わりを指し示す表現です。キリストはその血をもって教会をあがない、きよめて、ご自身の花嫁にふさわしい装いを与えて下さったのです。やがて来る主イエスの再臨の時は、まさに教会とキリストとの婚宴にたとえられます。あがなわれた主の民たちは、キリストのそば近くに携え上げられて、いつも主と共にいることを許されます。それはまさに喜びの祝宴です。
またここで教会は「聖都エルサレム」とも呼ばれます。この都には四方にそれぞれ三つずつ十二の門があって、それぞれがひとつの真珠で出来ています。都は方形で、長さも幅も高さも同じで、すきとおったガラスのような純金で造られています。都を囲む城壁は碧玉でできており、その土台はさまざまな宝石で飾られています。この都は限りなく美しく、また調和のとれたものとして造られていたのです。
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ヨハネ黙示録 21章22〜27節 2015年1月1日 |
都は、日や月がそれを照す必要がない。神の栄光が都を明るくし、小羊が都のあかりだからである。(23) 都は調和に満ち、すばらしい輝きを放っています。しかし、どれだけ多くの宝石が散りばめられ、また寸分違わない調和の中にあったとしても、それが都を輝かせているのではありません。その都が輝いているのは、そこに主が住み、神の栄光がその都を照らしていたからです。その都の門は閉ざされることはありません。その都には夜がないからです。太陽が沈まないというのではありません。太陽も月もその都を照らす必要がないのです。神の栄光が都を明るくし、小羊なる主イエスが都のあかりとして、その都を照らしているからです。まさにこの都の輝きは神から来ています。神がそこにおられなかったら、それは天国でもなんでもないのです。
その都の門は閉ざされることはないのですが、汚れた者、神がお嫌いになることや偽りを行う人はそのうちに入ることはできません。その都に入ることができるのは、主によってあがなわれ、罪赦されて、そのいのちの書に名前の記された人たちだけです。私たちはその都に向かっているのです。
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