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ヨハネ黙示録 6章1〜8節 2014年12月1日 |
小羊がその七つの封印の一つを解いた時、わたしが見ていると、四つの生き物の一つが、雷のような声で「きたれ」と呼ぶのを聞いた。そして見ていると、見よ、白い馬が出てきた・・・(1〜2)
小羊が一つ一つ封印を解いていきます。第一の封印が解かれた時には白い馬、第二の封印が解かれた時には赤い馬、第三の封印が解かれた時には黒い馬、第四の封印が解かれた時には青白い馬が出て来ます。そしてそれぞれの馬に乗っている者たちは地上に様々な患難や災害をもたらしていくのです。第一の封印が解かれた時には戦いがもたらされ、第二の封印が解かれた時には地上から平和が失われ、第三の封印が解かれた時には主食になる農産物が高騰し、第四の封印が解かれた時には戦争や飢饉などによって多くの人が死んでいきます。地上に住んでいる人々にとっては非常に厳しい時代です。しかし、なお、災害は限定的であり、なお、大きな患難が待ち構えています。ある人々には、まるで神がいらっしゃらないかのように思えるかもしれません。けれども、天においては神の御支配の中にあって確実に一歩一歩歴史は最後の時、完成の時に向かっています。
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ヨハネ黙示録 6章9〜17節 2014年12月2日 |
彼らのひとりびとりに白い衣が与えられ・・・(11) 第五の封印が解かれた時、神の言のゆえに、福音をあかしし、また信仰をもって歩んだために、殉教しなければならなかった人々の魂が祭壇の下から声を上げます。彼らはまさに、主に一番近いところに置かれて休んでいたのです。彼らは、正しい裁きを主に求めます。そして、神はそれを約束してくださるのです。この地上においては、主に従って生きることが苦難を意味し、また時には殉教を意味するかもしれません。そして、主に背く人々が勝利し、得をするように思えたりします。実際、ヨハネが生きていた時代も、多くの聖徒たちの殉教の血が流されたことでしょう。しかし、主は必ず正しい裁きをしてくださるのです。ただ、時を待たなければなりません。なお歴史の完成の時までには殉教者たちが起きることでしょう。しかし、主は彼らに白い衣を与え、必ず報いてくださいます。
第六の封印が解かれた時、天の万象に大きな変化が現れます。人々は、それが神の怒りの表れであることを知り、御怒りの大いなる日が近づいていることを知っています。しかし、人々は悔い改めることをしないのです。
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