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ヨハネ黙示録 8章1〜5節 2014年12月5日 |
香の煙は、御使の手から、聖徒たちの祈と共に神のみまえに立ちのぼった。(4) 第七の封印が解かれた時、「天に静けさがあった」とヨハネは言います。そして、神の御前に立っている七人の御使いたちに七本のラッパが手渡されます。封印が解かれた時よりもさらに厳しい災いが地に臨もうとしていました。
その神の裁きの時は、神の最終的な勝利の時、救いの完成の時でもあります。ひとりの御使いが金の香炉を持って祭壇の前に立ちます。彼には多くの香が与えられていました。そしてその香の煙はすべての聖徒たちの祈りと共に主の御前に立ち上っていきました。
私たちの祈りは、主の御前にかぐわしい香りのささげものです。祈りとは単なる真剣なお願いの言葉ではないのです。神は私たちが祈るのを本当に喜んでくださいます。ただ、同時に、私たちは自らの祈りの貧しさをも思います。しかし、私たちの貧しい祈りに多くの香を加えるようにして、それは主の御前に献げられるのです。ですから私たちは大胆に主に信頼して、祈りたいと思います。
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ヨハネ黙示録 8章6〜13節 2014年12月6日 |
第一の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、血のまじった雹と火とがあらわれて、地上に降ってきた。そして、地の三分の一が焼け、木の三分の一が焼け、また、すべての青草も焼けてしまった。(7) 第一から第四までの御使いがラッパを吹き鳴らしました。第一のラッパが吹き鳴らされた時、地の三分の一が焼け、木の三分の一やすべての青草が燃えてしまいます。第二のラッパが吹き鳴らされると、海が変質し、海の生物の三分の一が死滅します。第三のラッパは川とその水源に対する災いを引き起こし、また第四のラッパが吹き鳴らされた時には、太陽と月と星に変化が起き、三分の一が暗くなってしまいます。 しかし、ここまでの災いはなお、三分の一に限定されています。そこに神の憐れみがあるのです。主はなお忍耐して、すべてを一気に滅ぼしてしまうのではなく、人々が災いの中で自分の過ちに気づいて悔い改めることを求めておられるのです。自然が破壊され、生物が死滅していき、また安心して食べることのできる食糧や、飲むことのできる水が減ってきていることを耳にするにつけ、私たちは悔い改めて主に立ち帰ることが急務であることを思います。一羽のわしが中空を飛びながら、警告を発します。なおも、厳しい災いが臨もうとしていました。
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