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ヨハネ黙示録 9章1〜12節 2014年12月7日 |
するとわたしは、一つの星が天から地に落ちて来るのを見た。この星に、底知れぬ所の穴を開くかぎが与えられた。そして、この底知れぬ所の穴が開かれた。(1〜2) 第五の御使いがラッパを吹き鳴らします。一つの星が天から落ちて、底知れぬ所の鍵が開かれます。そして、そこから、いなごが出てきます。いなごは時に大発生し、収穫を控えた作物を食い尽くして非常に大きな損害をもたらしました。ただここでのいなごは、人間に直接危害を与え、苦しみをもたらしました。その苦しみは尋常なものではなく、人々がその苦しみの中にいるよりは死んだ方がましだと思うほどのものでした。しかし、死を願っても死は与えられません。彼らの名前はアポルオン(破壊者)と言いました。彼らは人間を苦しめ、また誘惑して神ならぬものに従わせようとする悪の霊だと言ってよいでしょう。
悪の霊は、私たちに神に従うことが愚かであるかのように思わせ、神に背かせようとしますが、私たちを決して幸福にすることはできません。かえってますます私たちを追い込み、苦しめるのです。ただ彼らが活動するのも限られた五ヶ月という期間でした。
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ヨハネ黙示録 9章13〜21節 2014年12月8日 |
殺されずに残った人々は、自分の手で造ったものについて、悔い改めようとせず、また悪霊のたぐいや、金、銀、銅、石、木で造られ、見ることも聞くことも歩くこともできない偶像を礼拝して、やめようともしなかった。(20) 第六の御使いがラッパを吹き鳴らします。すると、四人の御使いが解き放たれます。この四人は恐ろしく邪悪であって、天使ではなく、悪霊です。彼らは二億の騎兵隊を持ち、人間の三分の一を殺してしまいます。ここでも私たちは、悪霊が自分で自分を解放する力をもっていないこと、また、彼らの破壊が三分の一に制限されていることを確認したいと思います。
主は、残された者たちが悔い改めることをなおも期待しておられます。しかし、彼らは悔い改めることをせず、偶像礼拝を続けます。また殺人や、まじないや、不品行や、盗みに明け暮れ続けるのです。
間違っているいることに気づいたら、その罪を悔い改め、ゆるしきよめてくださる主に信頼して、新しい生き方を始めることです。私たちを憐れみ、悔い改めを求めて手を差し伸べられる主を拒んで、滅びに至るまで神に背を向けて歩き続けることは、非常に罪深いことです。
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