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ヨハネ黙示録 5章1〜10節 2014年11月29日 |
泣くな。見よ、ユダ族のしし、ダビデの若枝であるかたが、勝利を得たので、その巻物を開き七つの封印を解くことができる。(5)
御座にいます神の右手には巻物がありました。しかし、それは七つの封印によって封じられていました。そしてその封印を解くことのできる者は誰もいませんでした。しかし、「ユダ族のしし、ダビデの若枝である方」が勝利を得て御前に近づき、その巻物を受け取ります。そして、その封印が一つ一つ解かれ、巻物は開かれていくのです。主イエスが来られて、十字架の上であがないの業を全うしてくださったことによって時代は次に進んで行くのです。
「ほふられたと見える小羊」なる主イエスの御前に四つの生き物と二四人の長老たちはひれ伏して礼拝し、その御名を賛美します。主イエスは私たちをあがない、御国の民としてくださっただけでなく、祭司としてくださいました。あがなわれ、神の民とされた私たちは人々のためにとりなし、また神の言を人々に語る責任を与えられているのです。
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ヨハネ黙示録 5章11〜14節 2014年11月30日 |
ほふられた小羊こそは、力と、富と、知恵と、勢いと、ほまれと、栄光と、さんびとを受けるにふさわしい。(11)
四章においては、まず四つの生き物が、続いて二四人の長老たちが御座にいます方を賛美します。そして、五章では小羊なる主イエスの御前に、四つの生き物と二四人の長老たちが新しい賛美をささげ、続いて、今日の聖書の箇所では万の幾万倍、千の幾千倍の御使いたちが声を上げ、そしてこの章の最後では、天と地、地の下と海の中にあるすべての造られたものが賛美をささげます。賛美の輪がどんどん拡がり、そのスケールが大きくなっていくのです。
ほふられた小羊は十字架の上でまるで無力で、無能で、みじめに見えたかもしれません。しかし、この小羊こそが「力と、富と、知恵と、勢いと、ほまれと、栄光と、さんびと」すべてを持ち、すべてを受けるべきお方です。このお方において、神の知恵、神の力、神の御愛が、みな表されたからです。私たちは自分のうちに何も誇るべきものを持ちません。ただこのお方を誇り、このお方を賛美するのです。
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