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ヨハネ 2章1〜12節 2013年1月9日 |
どんな人でも、初めによいぶどう酒を出して、酔いがまわったころにわるいのを出すものだ。それだのに、あなたはよいぶどう酒を今までとっておかれました。(10) イスラエルでは婚宴は何日も続きました。そしてその途中でお客に出すぶどう酒が切れてしまうというのはとても失礼であり、恥ずかしいことでした。イエスの母マリヤは、この時婚礼の裏方をしていたようです。ぶどう酒がなくなってしまったのを知って、主イエスに耳打ちをします。そして僕たちにも、主イエスの言うことに何でも従うようにと語るのでした。
主イエスはこの僕たちに、きよめのならわしに従って置かれていた百リットルも入ろうかという大きな石がめを水でいっぱいにするようにと命じます。そして次にそこからくんで、料理がしらの所に持って行かせたのでした。料理がしらがなめるとそれはすばらしいぶどう酒になっていました。
こんなよいぶどう酒を今まで取っておくなんて、と料理がしらは言います。主もまた私たちをいつも豊かな祝福で満たしてくださいます。そしてその祝福はいつでも後になるほどさらに良いものが出てくるのです。
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ヨハネ 2章13〜24節 2013年1月10日 |
イエスは彼らに答えて言われた、「この神殿をこわしたら、わたしは三日のうちに、それを起すであろう」。・・・イエスは自分のからだである神殿のことを言われたのである。(19,21) イエスは過越の祭にエルサレムに上られます。そこで宮の庭で商売をしている人たちを見て、彼らを追い出します。主イエスはこのことを見過ごしにすることはできませんでした。宮の庭は、単なる庭ではなく、異邦人たちが神を礼拝し、祈る場所だったからです。
ユダヤ人たちはそのような主イエスのやり方に立腹し、主イエスにしるしを見せるようにと要求します。主イエスはそれに対して、この神殿を倒したら私は三日で起こすとおっしゃいました。ユダヤ人たちが見ていたのは、ヘロデ大王の時代から四六年間建て続けて、今もなお完成していない目に見えるエルサレム神殿でした。しかし、主イエスが語られたのは、「ご自分のからだである神殿」のことでした。私たちは神殿にまさる主イエスを通して神に近づき、主イエスを通して祈り、また神を礼拝するのです。そしてこの主イエスをユダヤ人たちは本当にこわしました。しかし、神はその主イエスをまさに三日目によみがえらせてくださったのです。
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