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ヨハネ 2章1〜12節 2019年9月8日 |
水をくんだ僕たちは知っていた。(8) イエスさまはガリラヤのカナで行われた結婚式に招かれて、弟子たちと一緒にそこに行っていました。主イエスの母マリヤは裏方として忙しく仕事をしていたようです。イスラエルの結婚式は数日間にわたって続き、多くの人たちがその新しいスタートを祝います。しかし、そのお祝いの席の裏では大変なことが起こっていました。ぶどう酒がなくなってしまったのです。喜びの席でぶどう酒を切らしてしまうということは、とても恥ずかしいことです。母マリヤは正直にそのことを主イエスに告げ、また裏方の僕たちに、主イエスの言うことは何でもそのようにするようにと命じました。
主イエスは僕たちに、かめに水をいっぱい入れるようにと命じます。それはとても大きなかめでした。井戸から水をくんでそれをいっぱいにするのは重労働だったはずです。そして次に、それをくんで料理頭のところに持って行くようにと言いました。そして料理頭が味見をしてみると、それは良質のぶどう酒になっていました。僕たちだけがそのぶどう酒の出所を知っていました。主がそれをしてくださったのです。
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ヨハネ 2章13〜25節 2019年9月9日 |
イエスは彼らに答えて言われた、「この神殿をこわしたら、わたしは三日のうちに、それを起すであろう。・・・イエスは自分のからだである神殿のことを言われたのである。(19、21) 過越の祭の時に、主イエスはエルサレムに上って行かれました。そして、商売人たちが宮の庭に座り込んで羊牛や羊やはとを売ったり、両替をしているのをごらんになりました。主イエスはなわでむちを作り、商売人たちを宮から追い出されたのでした。この商売人たちも礼拝者たちの便宜を図るという建前を持っていたことでしょう。しかし、実際には、彼らはすっかり金儲けのことばかりに心を奪われていたのです。
しるしを見せるようにと叫ぶユダヤ人たちに、主イエスは、この神殿を倒したら自分は三日でそれを起こす、とおっしゃっいました。それは主イエスの死と三日目の復活について言われた言葉でした。この地上の神殿は主を礼拝する場として備えられていました。しかし、私たちが神に近づき、神を礼拝するために、主はご自身を私たちに与えてくださいました。主はよみがえられて、私たちの礼拝を今日も支えてくださいます。
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