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使徒行伝 14章1〜7節 2020年2月5日 |
それにもかかわらず、ふたりは長い期間をそこで過ごして、大胆に主のことを語った。主は、彼らの手によってしるしと奇跡とを行わせ、そのめぐみの言葉をあかしされた。(3) パウロとバルナバはピシデヤのアンテオケに続いて、イコニオムに訪れます。イコニオムにもユダヤ教の会堂があり、パウロはそこに行って主イエスのことを宣べ伝えました。イコニオムでも多くのユダヤ人やギリシャ人たちがイエスさまを信じました。しかし、主イエスを信じなかったユダヤ人たちは、教会に対してあからさまな嫌がらせをし、またあることないことを言いふらしていきました。主イエスが宣べ伝えられるところでは必ずこのようなことが起こります。つまり主イエスを信じる者たちが起こる反面、主イエスを信じることを拒み、反対する人たちがいるのです。
しかし、パウロたちは大胆に福音を語り続けました。そして多くの奇跡が起こり、彼らの語るめぐみの言葉の確かさが証しされていったのでした。彼らはやがて、イコニオムにいられなくなって附近の地に逃れます。しかし、主イエスの福音はなお広まっていったのでした。
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使徒行伝 14章8〜18節 2020年2月6日 |
すなわち、あなたがたのために天から雨を降らせ、実りの季節を与え、食物と喜びとで、あなたがたの心を満たすなど、いろいろのめぐみをお与えになっているのである。 (17) 次に、使徒行伝の記者はルステラでの出来事について書きます。パウロはルステラの町で、生まれつき足が悪くて歩いたことがなかった一人の男に出会います。この男はパウロの語る福音をじっと聞いていました。彼は歩くことができずにそこに座っていましたので、どこにも立ち去ることができなかったのです。しかし、聞いているうちにこの男の中に信仰が芽生えてきました。この男にいやされるほどの信仰があることに気づいたパウロは、彼を立たせてやります。
大きな奇跡を見たルステラの人たちは神が来られたと言って、パウロとバルナバを拝もうとしました。パウロたちは直ちに人々を止め、聖書の神のことを伝えました。ルステラの人たちが知らなかったとしても、神は雨と実りの季節を与え、食物と喜びとを与えてくださっている。パウロはルステラの人たちにもまことの神を知ってほしいと願ったのです。
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使徒行伝 14章19〜28節 2020年2月7日 |
弟子たちを力づけ、信仰を持ちつづけるようにと奨励し、「わたしたちが神の国にはいるのには、多くの苦難を経なければならない」と語った。(22) アンテオケやイコニオムでパウロを排斥してきた人たちはパウロがルステラにいることを聞いて、ルステラに押しかけてきます。そして人々を扇動し、パウロを石打ちにして、死んでしまったとして、町の外に引きずり出しました。しかしパウロは起き上がって、また町の中に入っていったのでした。
パウロは多くの反対や迫害に直面しました。死にそうな目にもあいました。しかし、パウロは福音を伝えることを止めませんでした。かえって躊躇することなく、主イエスのことを語り続けました。そしてそのような困難の中にあっても、大勢の人たちが主イエスの弟子となっていきました。パウロは人々を励まします。それは、主イエスを信じたら何の困難もなくなるというメッセージではなく、多くの苦難があるというメッセージでした。
そして、パウロは、自分のために祈って送り出してくれたアンテオケに戻り、恵みの証しをしたのでした。
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