モーセのしゅうとエトロがモーセのところにやってきました。モーセの妻ツィポラと二人の息子たちも一緒です。彼らは、モーセと一緒にエジプトに下りましたが、モーセの働きの厳しさの中で、親元に帰っていたのでしょう。モーセは久しぶりに家族と再会したのです。
さて次の日、エトロはモーセのしていることを見て、モーセのことを心配します。朝から晩まで、人々の話を聞いて、民を一人で導いていたからです。
そしてエトロはモーセに言います。「あなたのやり方はよくない」。そしてモーセに、民の中から、指導的な働きを担うことのできる誠実な人を選んで民を組織化し、モーセがすべてを負うのではなく、働きや責任を分担することを勧めたのでした。
モーセは、義理の父エトロのアドバイスを謙虚に受け止めます。教会もまた同じです。少数の人に働きが集中しないようにお互いに重荷を負い合えればと思います。