主は洪水の後、ノアとその子たちに、「産めよ、増えよ、地に群がり、地に増えよ」とおっしゃいました。主は彼らが数を増やし、地に広がり、満たしていくことを願っておられたのです。しかし、人々は地の面に散らされることを避けたいと思いました。彼らはれんがやアスファルトを作って、その優れた技術でより高い建造物を作ることができるようになっていました。
そして彼らは天にまで届こうとしました。自分たちが力を合わせ、その優れた技術を用いていけば、神にまでも届くことができる。神にとって変わることもできると考えたのでしょう。
神はそんな人間の姿を見て、このままだと大変なことになると考えられました。このままだと、自分たちを神のように考えるようになってしまうでしょう。神はあえて、人々の言葉が通じないようにされました。そして人々は地の全面に散っていきました。そこにも神の憐れみがありました。