やがて私たちが住まわせていただく神の御国の情景が描かれます。私たちはその都に永遠に住むのです。その都はすばらしいところです。そしてその御国のすばらしさは何があるとかないとかということ以上に、神がそこにいてくださるということにあります。
この黙示録は迫害の中にある教会に、自らも迫害の中に置かれていたヨハネが書き送っています。聖霊がヨハネに言葉を与え、この書を書かせたのです。そして、この、黙示録は困難の中にあった教会に大きな慰めと励ましを与えたことと思います。
この黙示録を締めくくるにあたって、主イエスがヨハネに繰り返し託されたメッセージは「私はすぐに来る」というものでした。私たちは主イエスの言葉を信じ、いつ主がおいでになっても喜んでお迎えできるように備えていたいと思います。
「アーメン、主イエスよ、来たりませ」と私たちの花婿として来てくださる主イエスを心から待ち望みましょう。