ヨハネ黙示録20章

私は、死者が、大きな者も小さな者も玉座の前に立っているのを見た。数々の巻物が開かれ、また、もう一つの巻物、すなわち命の書が開かれた。これらの巻物に記されていることに基づき、死者たちはその行いに応じて裁かれた。(20)

 主イエスが再臨される時、主イエスが、信じる者たちと共に千年にわたって地を支配するという「千年王国」については、聖書の中でもこの個所だけに書かれていることなので、それが何を示しているのか確かなことはわかりません。千年の最後にサタンがもう一度解き放たれて人々を惑わします。世界中の人たちが聖なる都を囲み、滅ぼそうとするのですが、そこで主イエスの最終的な勝利があらわされ、サタンは火と硫黄の池に投げ込まれます。
 そしてすべての人は神の白い玉座の前に引き出されます。死んでいた人たちも裁かれるために復活します。そしてすべての人は、その行いに従って裁かれます。神は私たちがこの地上で歩んだ日々のことをすべて知っておられます。私たちは自分の歩みに気をつけ、主の御前に喜ばれる歩みをしたいと思います。神の御国に入るための最終的な基準は「命の書」です。私たちの名前も、主を信じた時に記されています。私たちは喜びのうちに主の御前に立つことができるのです。