ヨハネ黙示録16章

見よ、私は盗人のように来る。裸で歩くのを見られて恥をかかないように、目を覚まし、衣を身に着けている人は幸いである。(15)

 神の怒りの盛られた七つの鉢を持った御使いたちが前に進み出ます。そして神の怒りを地に傾けます。それはそれは厳しい災いが地に臨みます。ただし、これはまだ、最後の審判ではありません。そのようなギリギリの状況の中でも、主はなおも、一人でも悔い改めて神を信じるようにと願っておられます。しかし、人々は悔い改めようとしません。自分たちが罪を犯した結果として、そのような苦しみが臨んでいることを知りながらも、なおも意固地になるようにして、神の愛の招きを拒み、神の名を冒瀆し続けるのです。
 主イエスの再臨の日が近づいています。しかし、ここでも主イエスは「私は盗人のように来る」とおっしゃいます。思いがけない日に主は帰って来られます。ですから私たちはいつでも主をお迎えできるように、神が備えてくださる白い衣を着、主を待ち望みつつ歩みたいと思います。