ヨハネ黙示録12章

きょうだいたちは、小羊の血と
自分たちの証しの言葉とによって
この者に勝ち
死に至るまで命を惜しまなかった。(11)

 竜はサタンのこと、女はイスラエル、生まれて来る子は主イエスを指し示しています。サタンは主イエスを呑み込んでしまおうとするのですが、神はその御子イエスをみそばに引き上げられます。天ではサタンと天使たちが戦います。そしてとうとう蛇は天に居場所を失い、地に投げ落とされるのです。そして竜は女の子孫であるキリスト者たちに戦いを挑みますが、勝つことはできません。
 主イエスを信じる者たちは必ず勝利します。それは自分の信仰力や忠実さによってということではありません。キリスト者たちは、キリストの血と、その証しの言葉によって勝利するのです。私たちを勝利させるのは主イエスの十字架の力です。そして私たちは主イエスを証しし続けたいと思います。主イエスを証しすることをやめてしまったら、私たちはサタンに勝つことはできません。主を証ししていると、私たちには力がわいてきます。私たちの証しはつたないものかもしれませんが、そこでまた主を信じる者が起こされていくのです。