第六のラッパまでが吹き鳴らされました。この章では第七のラッパが吹き鳴らされる前に一人の力強い天使が現れます。この天使は天から下って来て、陸と海とに両足を置きます。その右手には小さな巻物がありました。ヨハネはこの天使のところに行って、その巻物を受け取ります。この御使いはその巻物を食べるようにヨハネに言うのでした。
ヨハネがその巻物を受け取って食べると、それは口には蜜のように甘かったのですが、腹には苦かったと言います。そしてヨハネはすべての民族・国民に神の言葉を語るようにと告げられたのでした。
ヨハネが食べた巻物、それは神の言葉を意味しています。神の言葉は甘く、私たちに命と喜びを与えます。しかし同時に、私たちが神の言葉をしっかりと受け止めようとするとき、それは私たちに苦しみや犠牲を強いることがあります。私たちは御言葉をよく聞いて、聞いた御言葉に従い、また語る者でありたいと思います。