巻物の第七の封印が解かれます。天では静けさがあり、今度は七人の御使いが現れ、彼らに七本のラッパが与えられます。そしてもう一人の金の香炉をもった天使が現れます。そして神の御前にかぐわしい香りをささげるのです。そしてその香の煙は聖徒たちの祈りと一緒に神様の御前に立ち上っていったのでした。神は、私たちの祈りを神の喜ばれる香りのように受け止めてくださいます。私たちの祈りには足りない部分も多くあるでしょう。しかし、それも補うようにして、主は御前に受け止めてくださるのです。
ラッパを持った天使たちがラッパを順番に吹き鳴らしていきます。八章では第一から第四のラッパが吹き鳴らされます。封印が解かれた時よりもさらに厳しい裁きが地に臨みます。しかし同時に、神はなおその災いに三分の一という限度を設けておられます。神に背き続ける人間の姿の中でなおも主の憐れみがあらわされているのです。