ヨハネが見ていると天の玉座についておられる方の右手には七つの封印で封じられた巻物が握られていました。その巻物には表にも裏にもギッシリ文字が綴られていました。それはまさに神がこれからしようとしておられる歴史のご計画が記されていたのでしょう。しかし、その巻物が封じられていたので、神のご計画・その御旨が実現していきません。そして誰もその封印を解くことはできないのです。
ヨハネはその様子を見ながら泣いていました。しかし、その巻物の封印を解くにふさわしいお方が現れます。それは十字架の上で屠られて、その流された血によって私たちのために救いを成就してくださった神の小羊である、主イエスです。主イエスは神のご計画を前に進めることがおできになるのです。四つの生き物、二四人の長老たちの賛美に、御使いたちの賛美が加わり、またさらにすべての被造物の賛美が加わりました。