二~三章には、七つの教会に宛てた評価・勧め・励まし・約束などが綴られています。主イエスは一つ一つの教会を見ておられます。お褒めの言葉をいただけることもあれば、叱責されることもあります。しかし最後には「霊が諸教会に告げることを聞くがよい」と語られ、「勝利を得る者には・・・を与えよう」と約束があります。いろいろな教会の現状がありますが、主はそれぞれの教会が勝利を得ることを期待し、それが可能だと信じておられるのです。
最初に取り上げられたのはエフェソ教会です。エフェソはとても大きな町で、アルテミス女神の神殿でも有名でした。パウロもそこで伝道しましたし、ヨハネ自身もエフェソ教会の牧会をしていたと言われます。その意味でもエフェソは地域最大の教会だったかもしれません。しかし、主イエスは彼らが「初めの愛を離れてしまった」、そして「どこから落ちたか分かるよね」と語られます。エフェソ教会は悔い改めて新しい歩みをしなければなりませんでした。私たちはどうでしょうか。