私たちの信仰はいわばリレーのようなものです。先輩たちが歩んだ信仰のバトンを私たちは受け継いで自分が走るべき信仰の競走を走り抜き、次の人にバトンを渡していくのです。その信仰のレースにおいて大切なことがいくつかあります。一つは主イエスを見つめ続けているということです。主は信仰の創始者、導き手です。信仰はこの方から始まります。そして、この方は私たちの信仰を完成してくださるお方です。私たちの信仰の歩みはまさにこのお方にかかっています。だから大丈夫ですし、安心なのです。
そしてこの信仰のレースで大切なもう一つのことは、罪と戦うということです。私たちは最初から戦いを投げてしまうようなことがあってはいけません。苦しみや試練の中を歩むことがあったとしても、私たちを子として扱い、ご自身の聖性にあすからせようとしていてくださる私たちの父である神に信頼し、主イエスの足跡をたどっていくのです。