律法とか、律法に従ってささげられるいけにえは、やがて来られるキリストを指し示しているものです。それらは実体ではなく影にすぎません。しかし、本体であるキリストは、ご自身をささげることによって、信じる者たちを永遠に完全な者としてくださいました。
そして、あの大祭司が動物の血を携えて贖いをし、神の御前に近づいたように、私たちはキリストの血によって、いわば至聖所の中に入り、大胆に神に近づくことができます。どきどきビクビクしながらではありません。信頼しきって神に近づくのです。
苦しみもあります。戦いを覚えることもあるでしょう。しかし、主はとても大きく豊かな報いを用意していてくださいます。それは決して単なる希望や願いではありません。私たちは確信をもって立つことがゆるされています。主が約束し、主が保証してくださっています。忍耐は必要でしょう。私たちは主に信頼し、励まし合いつつ歩んで行きたいと思います。