ヘブライ人への手紙の書き手は、読み手の人々に対して、「あなたがたの耳が鈍くなっている」(五11)と言います。私たちはいつまでも初歩にとどまるのではなく、完成を目指して進むことが大切です。それは私たちがイエスさまを信じ、罪赦されて神の子となるというだけでなく、もっと良いことを神さまは私たちのために備えていてくださるからです。
それは聖書に昔から、アブラハムの時代から、約束されてきたことです。そしてそれはアブラハムだけに与えられた恵みではなく、私たちにも与えられている祝福です。神がそれを私たちに約束してくださいました。そして、神はその約束が確かであることを保証するために、自ら誓ってくださったのです。私たちの希望は決して、どうなるかわからないようなあやふやなものではありません。私たちはその確かさを感謝して喜びのうちに歩むことができるのです。