パウロがテサロニケ教会の人たちに書き送った第2の手紙です。時期的には第1の手紙とあまり離れていないだろうとされています。パウロはテサロニケの人たちのことを思いながら神に感謝しています。それは苦難と迫害の中にあっても彼らが信仰に生き続けていることを耳にしたからです。
主イエスの再臨が近づいています。その時は、正しい裁きの日です。ですから、主を信じることを拒み、背き続ける者には厳しい裁きが下ります。しかし、私たちが主を信じて歩んでいる時、私たちは主イエスの再臨を恐れる必要はありません。その日は私たちの救いの完成の日だからです。
私たちは神の救いにふさわしい者になれているかどうかと不安に思う必要はありません。神が私たちをその招きにふさわしい者へと造り変え、行いにおいても信仰においても神に喜ばれる者にしてくださるのです。