主イエスの再臨についての話が続きます。テサロニケの信徒たちのもう一つ知りたかったのは、再臨はいつになるのかということです。生まれたばかりの教会にあっては誰もが自分が生きているうちに主イエスの再臨があると信じ期待していたことでしょう。けれどもなかなか主イエスの再臨が起こらない・・・という中で、不安になったり戸惑ったりする人たちもいたのだと思います。
パウロは、「主の日は、盗人が夜来るように来る」と書きます。主イエスは、多くの人たちが期待していないような日においでになるのです。ですから、私たちはいつ主イエスが戻って来られても喜んでお迎えすることができるように、いつも備えていたいと思います。
ここでパウロは神が私たちに望んでおられることを三つあげます。喜んでいること、祈ること、感謝することです。そのことをいつも、絶えず、どんなことにも・・・とパウロは言います。主の助けをいただきながらそのような歩みをさせていただきたいと思います。