「そこで、これ以上我慢できず」とパウロは言います。パウロは生まれたばかりのテサロニケ教会のことが気になって気になって仕方がなかったのです。そうでありながら自分でテサロニケを訪ねることもできず、パウロはアテネからテモテをテサロニケに遣わします。それはテサロニケの教会の人たちを教え、励ますためであり、苦難の中にあっても教会がサタンの試みにあってその命を失うことがないようにということがあったからです。
しかし、テモテは、テサロニケの教会の人たちの信仰と愛についてとてもうれしいニュースを携えてパウロのもとに戻って来ました。そして、その知らせは、困難の中にあったパウロに大きな励ましと慰めを与えたのです。
パウロは感謝の中で、テサロニケの兄弟姉妹たちのために祈りをささげます。主はその再臨の時に、私たちを聖なる、非の打ちどころのない者にしてくださるのです。