テサロニケはマケドニア地方の町で、パウロの二回目の伝道旅行の時に、パウロはこの町を訪ねて宣教をしました。テサロニケでの滞在は短い期間だったのですが、そこで信仰を持つ人たちが起こされ、教会が生まれました。パウロはテサロニケの町を離れてからも、自分の弟子たちをテサロニケに派遣して生まれたばかりの教会を指導しました。
パウロは迫害の中で、テサロニケを離れなければなりませんでした。その意味ではテサロニケの信徒たちはその信仰の初めから、信仰には戦いが伴うことを見ていましたし、経験していました。しかし、そのような中にあっても、彼らは御言葉を受け入れ、主に従う者となりました。そして、テサロニケの信徒たちはマケドニアとアカイア(ギリシア地方)の信者たちの模範となったのでした。私たちの信仰の歩みは私たちの後に続く人たちの模範となっているでしょうか。