六章で選ばれた執事のひとりステファノは恵みと力に満ち、不思議な業としるしを行っていました。しかし、反対者たちはステファノに言いがかりをつけ、嘘の証言をして、彼を訴え、裁判にかけたのでした。
ステファノは旧約聖書を引用しながら、とても力強く語ります。彼が語ったのは、旧約聖書の時代から神は神殿だけではなく、様々な場所で先祖たちに語られてきたということであり、また、宗教家であるあなたがたは律法を守ることを語るけれども、あなたがたは神が語られた言葉にずっと従うことをせず、神が遣わされた救い主を殺してしまったのだ、ということでした。
そこにいた人たちは皆、非常に怒り、ステファノを引っ張っていって、町の外に引き出し、石を投げて殺してしまったのでした。
しかし、その最期でも、ステファノは主イエスを見つめ、また人々のためにとりなしの祈りをしました。まさに主イエスの姿がステファノに映されていました。