使徒5章

ところが、夜間に主の天使が牢の戸を開け、彼らを外に連れ出し、「行って神殿の境内に立ち、この命の言葉を残らず民衆に告げなさい」と言った。(19~20)

 この五章の前半には、教会の中に起こったとても悲しい事件が記されています。アナニアとサフィラという夫婦が自分たちの財産を売って、それを献げたのですが、その際、一部を自分の手元にとっておきながら「全部です」と嘘をついたのです。嘘をつく何の必然性もない場面で、彼らは自分たちの見栄のために嘘をついたのでしょう。二人共、同じ日に主に裁かれて死にます。私たちは、いつも主を恐れる歩みをしたいと思います。
 さて、人々が次々に教会に加わっていきました。そんな中で、我慢ができなくなったのは、神殿を管理していたサドカイ派の人々です。彼らは使徒たちを捕らえて牢に入れ、裁判にかけようとしました。しかし主の使いが夜、牢の戸を開け、彼らを外に連れだし、この命の言葉を告げるようにと命じたのでした。彼らは、また神殿の境内で主の言葉を語り始めます。主がそうするようにと命じられたからです。