使徒2章

これこそ預言者ヨエルを通して言われていたことなのです。『神は言われる。終わりの日に私は、すべての肉なる者にわが霊を注ぐ。あなたがたの息子や娘は預言し、若者は幻を見、老人は夢を見る。』(16)

 主イエスが弟子たちの見ているところで昇天された後、弟子たちはエルサレムに戻って、そこで祈り始めました。そこには主イエスが選ばれた弟子たち、イエスの母マリアと兄弟たち、イエスさまを慕い、旅を共にしていた人たち、全部で百二十名がいました。
 彼らは心を合わせて、ひたすらお祈りをしていました。彼らは最初から十日間と分かっていて祈っていたのではありません。彼らは聖霊が与えられるまでと、覚悟を決めてお祈りしていました。そして十日目、その日はペンテスコステという祭の時で、世界中から人々が集まっていました。そのタイミングで、祈っていた人たちの上に聖霊が来てくださいました。それはまさに旧約聖書のヨエル書に予告されていたことでした。主の霊が注がれて、彼らは幻と夢を見る者、主イエスを大胆に証しする者へと変えられたのです。それはまさに教会の誕生の瞬間でした。イースターから七週目の日曜日の朝でした。