主イエスが十字架で死なれて三日目の朝、墓に行った女たちは、墓の入り口に置かれていた大きな石がどけられているのを見ます。そして、墓の中には主イエスの遺体はありませんでした。輝く衣を着た天使たちが、女たちに、主イエスの復活を告げます。
その日、エルサレムからエリコへと二人の弟子たちが下って行きました。彼らは主イエスの死を悲しみ、主イエスの遺体がなくなったことに困惑していました。しかし、そんな彼らによみがえられた主イエスご自身が近づいて、彼らと共に歩いて行かれました。そして彼らの話を聞いた上で、神から遣わされる救い主は確かに苦しみを受けて殺され復活すると旧約聖書に書かれていると告げられたのでした。主イエスが御言葉を語られた時、彼らの心は燃えていきました。そして彼らはイエスさまがパンを裂かれた時、それが確かにイエスさまであることを知ったのでした。