イエスさまの弟子には十二弟子と共に、七二人のグループがいました。彼らもまた主イエスと多くの時間を共にしたのでしょう。ここではイエスさまがその七二人を二人一組で遣わされたことが記されています。彼らは御国の福音を宣べ伝え、悪霊を追い出し、また病の人たちを癒やしていきました。彼らはめざましい働きをしてとても喜んで帰ってきました。主イエスは彼らを喜びをもって迎えると共に、力ある業、めざましい働きを喜ぶ以上に、彼らの名前が天に記されていることを喜ぶようにと教えられたのでした。私たちがどれだけのことをしたかではなく、私たちがどんなに大きな恵みの中に生かされているかをいつも思う者でありたいと思います。
マルタはイエスさまをお迎えし、喜びをもって準備をしていましたが、そのうちに忙しさにパニックを起こし、マリアに対して、そして主イエスご自身に対して、キレてしまいます。しかし、主イエスはその足元に座って主イエスに聞き入るマリアを受け入れ、マルタにももう一度あるべき姿を指し示されたのでした。