イエスさまはとても厳しくファリサイ派の人々、律法の専門家たちを批判されます。彼らは自他共に認める、とても熱心な宗教家たちであり、基本的にとても純粋で真面目で熱心な人たちでした。彼らは自分たちの仕方で宗教的な実践に励んでいました。彼らは立派なことを言いました。そしてそれはイエスさまも認めておられます。しかし、彼らは、言うだけで実行していませんでした。彼らはいつも人に見せるようにして宗教をしていました。そして自分の宗教的な実践を誇り、自慢していました。そして、自分のように生きない人たちを見下げ、軽蔑し、徹底的に非難しました。
彼らは何が清いか汚れているかというようなことに熱心でしたが、彼らが気にしていたのはいつも外側のことばかりでした。イエスさまは内側を清めよと語られます。私たちの心の中を清くしていただきましょう。そうすると私たちの外から見える生き方も自ずと変わっていくはずです。外見や人の目ばかり気にするのではなく、心をごらんになる神さまの御前に整えられていたいと思います。