主イエスの周りには、救いを必要とする人たちがたくさん集まって来ました。そしてイエスさまはそのような人たちを憐れみ、救ってくださったのでした。しかし、主イエスのことを信じない人たちは、イエスさまのなさることにいつも文句をつけ、理由をいろいろつけて信じることを拒み、また信じようとする人たちにも、主イエスは律法を守っていないと断罪したり、人々にイエスは悪魔の仲間だと悪口を言ったりしました。しかし、イエスさまはただ神と人に対する愛と憐れみによって生きておられたのです。
主イエスに対する悪口はナザレに住むイエスさまの家族の耳にも入ったことでしょう。主イエスの母親や弟妹たちが心配してイエスさまを連れ戻しにやって来ます。しかし、イエスさまは、神のみこころを行う人こそ、自分の家族なのだとおっしゃいました。私たちもまたイエスさまの家族の一員として招かれているのです。