ミカはエルサレムが瓦礫の山になるという非常に厳しくショッキングな預言をしなければなりませんでした。ミカは何も好き好んでそのような言葉を語っていたのではありません。ミカは大きな痛みをもってこのことを語っていました。バビロンが襲いかかり、民を捕囚として連れて行こうとしていました。
しかし、同時に、バビロン捕囚は決して単なる裁きではなく、その向こうには救いがありました。主はなおもイスラエルを贖おうとしておられました。ミカは「終わりの日に」と言います。神のご計画が完成する時がきます。その日にはエルサレムは高くそびえ、世界中から人々が集まってきて、主を礼拝します。世界中の民が主の言葉を求めてエルサレムにやってきます。「さあ、みんなで主の山に登ろう」という歌詞でゴスペルソングとしても親しまれた聖句でもあります。そして私たちもその礼拝の列に加わっているのです。