主はイスラエルを豊かに祝福しておられました。イスラエルは多くの身を結んだのです。しかし、彼らは、まるでその豊かな実りが自分の功績ででもあるかのように誇り高ぶり、またますます盛大に主に背き、偶像礼拝にふけったのでした。祝福を与えてくださったのは主なる神であるのに、主に感謝するのではなく、何の力もなく、聞くことも語ることもできない偶像に感謝したのです。裁きの時が迫っていました。まさに、正義を取り戻し、慈しみに生きるべきでした。今は、主を求めるべき時なのです。
しかし、イスラエルの民は、不正・不法・欺きに生き続けました。そしてイスラエルは自分を誇り、また自分のところにいる軍勢の数に頼ろうとしました。主が示してくださった救いの道を進むことを拒んだのです。北イスラエル王国とその王に、滅びが迫っていました。私たちは立つべきところに立てているでしょうか。