イスラエルは高ぶり、主を裏切って、他の神々を慕い求めました。彼らは主に立ち帰ろうとせず、主を知ろうともしませんでした。エフライムは北王国イスラエルを構成する十部族のリーダー的な部族でした。しかし、そのエフライムの地は荒れ果てた地になろうとしていました。
北王国イスラエルも、南王国ユダも、国にいろいろな危機が迫ってくると、アッシリアに頼ったり、他の国々に頼り、また偶像の神々にすがり、主に頼ろうとはしませんでした。主は彼らが主に立ち帰って、主を求めるなら、いつでも救い出そうと備えておられました。しかし、彼らがことさらに主を拒み続ける中で、主は、私の場所に戻っている、とおっしゃいます。主が彼らを捨てられたのではありません。民が主を捨てたのです。けれども、なおも主は、彼らが罪を認めて主の御顔を尋ね求め、主を探し求めるのを待っておられました。