主なる神は、イスラエルを選び、イスラエルを救ってくださいました。イスラエルを愛する主以外の神々に仕えるということは、まさに浮気をすることであり、他の神々を愛し、その神々と姦淫をするのと等しいことでした。
しかし、神が、ホセアの子たちに、「ロ・ルハマ」「ロ・アンミ」と名づけるように言われたとき、「ロ」とは否定をあらわすヘブル語でした。ですから、「ロ・アンミ」が私の民ではない、という意味でしたら、「ロ」が落ちると、「私の民」、ルハマは「憐れむ」という意味に逆転します。
ホセアは、イスラエルと主との間の関係が回復し、再び愛の交わりが戻って来ることを見ています。しかし、それはイスラエルが一生懸命に何かをすることによって成るのではなく、ただただ主の憐れみと真実によって起こることだったのです。