四章はネブカドネツァルの述懐という形で進んでいきます。ネブカドネツァルは夢を見ました。ネブカドネツァル王は、その意味を示すようにとダニエルに求めます。
その夢はネブカドネツァル王にはとても厳しい夢でした。彼は確かに大きな権力を握るのですが、彼が高慢になる中で、王は人の心を失い、野の獣と共に住むようになるという意味でした。ダニエルは、王に勧告を与え、罪から離れ、正義を行い、貧しい人々を憐れむようにと勧めました。
しかしネブカドネツァル王は1年後に、自分の栄華を誇る中で、人間の心を失い、獣と共にしばらくの時を過ごします。やがて彼が人間の理性を取り戻したとき、王は心から、いと高き神をたたえ、このお方を賛美したのでした。高ぶって、自分で全部栄光を独り占めするような生き方はとても愚かです。私たちはいつでもすべての栄光を主にお返しするのです。