ダニエル3章

私たちが仕える神は、私たちを救い出すことができます。・・・たとえそうでなくとも・・・私たちはあなたの神々に仕えることも、あなたが立てた金の像を拝むこともいたしません。(17~18)

 ネブカドネツァル王は巨大な金の像を造り、その像を拝み、礼拝するようにと命じました。しかし、シャドラク、メシャク、アベド・ネゴはその王の命に背いて、この金の像を拝みませんでした。ここではダニエルの名前は出てきません。ダニエルは何らかの事情でここにはいんかったのでしょう。王は三人のユダヤ人たちが自分が造った金の像を拝まなかったことを聞いて、激しく怒り、彼らを呼び出し、脅しながら、自分の命令に従うようにと言います。
 しかし、彼らはどこまでも、金の像を拝むことを拒みます。自分たちが仕える神は自分たちを救い出すことができるし、もし自分たちが火の炉の中で死ぬことになったとしても、神でないものを礼拝することはできない、と答えたのです。そして、主は彼らが信じた通りに、彼らを救い出してくださいました。王も彼らが仕える神をあがめたのでした。