主の栄光が東の門を通って神殿に入ってきたとき、エゼキエルに語りかけた人は、その主の栄光が通った宮の東側の門(それは聖所の正面に向き合う門ですが)を閉じたままにしておくようにと言います。主がここから入られたからです。後に、主イエスが受難週の日曜日にろばの子に乗って、エルサレムに入城されたのはこの東側の門だったと言われます。現在、エルサレムの神殿の丘に通じる東側の門(黄金門)は閉ざされています。ユダヤ人たちがメシアはこの門からエルサレムに入城されると信じていたので、イスラム教徒がその門を閉ざし、その門の外側を墓地として近づけないようにしてしまったと言われています。
主はこの新しい神殿において、レビ人や祭司たちが、聖なる主にふさわしく仕えるようにと求めておられます。イスラエルが滅んだのは、まさに主に仕えるべき者たちが主に背き、汚れた歩みをしたことが大きな原因でもあったからです。