神はエルサレムを選んでその町にご自身の名を置かれました。もともとエルサレムはまさに汚れて息も絶え絶えで、滅びようとしていました。しかし、そのようなエルサレムに主は「生きよ」と語ってくださって、生かしてくださいました。主は深い愛をもってイスラエルを育て、その町をご自身のものとし、美しい町とされました。
しかし、エルサレムは栄えるにつれて、富に心引かれ、偶像に仕え、あらゆる罪を犯すようになりました。神にすがるのではなく、ペリシテと結び、アッスリアにすがりました。
エルサレムは、罪を重ねて滅んだソドムやサマリアにも増して罪を犯し、神に背を向けて歩み続けています。そしてついにエルサレムにも滅びが臨もうとしていました。
しかし、主はその後、再び、永遠の契約を結ぶと約束されます。イスラエルは自分の罪を恥じ、神の御前に立ち帰るようになるのです。