エルサレムに非常に厳しい滅びと破壊が迫っていました。殺される者たちが町にも神殿にも満ちようとしていました。しかし同時に、エルサレムには、人々の罪や邪悪を嘆きうめく人々がいました。多くの人たちが偶像礼拝にふけり、罪を犯し続けている中で、深い嘆きと悲しみを抱いている人たちがいたのです。
人々の心が主から離れ、また、お互いに欺き合うような日々を送っている。そして、そのようなとても乱れて飽海満ちたエルサレムにあって、主の御思いを自分の思いのようにして、悲しむ人たちがいました。私たちはどうでしょうか。人々が主から遠く離れて生きている。そのような中で、心を痛め、涙を流しながら主の御前に近づくお互いでありたいと思います。
滅びが迫っていました。しかし、そのような中で、主思いを自分の思いとする人々にはしるしがつけられて、迫り来る滅びの中にあっても守られたのでした。