エゼキエルは幻のうちに引き上げられて、エルサレムに連れて行かれました。捕囚になってバビロンに済むようになっても忘れることのなかった都です。
主はエゼキエルを北側の門のところには偶像が設置されています。主はエゼキエルに「これは私を聖所から遠ざける」とおっしゃいます。しかし、それだけではありませんでした。内庭に開いた穴からのぞくと、壁一面に掘られた偶像を拝み、校をたいていました。
また聖所の入り口のところでは、聖所に背中を向け、ひれ伏して太陽を拝んでいるのです。
多くの人たちは知らなかったかもしれませんが、それが主を礼拝する神殿で指導者たちがしていることでした。主の裁きが近づいているという状況の中で、指導的な立場にある人たちに、主の前に立って人々のためにとりなすはずの人たちがとんでもない罪を犯していたのです。