1節にある「逃げようとする蛇レビヤタン」はアッシリア、「曲がりくねる蛇レビヤタン」はバビロン、「海にいる竜」はエジプトを指し示しているとされています。それらの強国はしばしばイスラエルを脅かし、また世界中の国々を震え上がらせました。しかし、主は、大きく、強い剣によってそれらの恐ろしい国々を滅ぼされます。
そして、主はまるで落ち穂を拾うように、世界中に散らされていたご自身の民を一人一人集め、エルサレムにもう一度引き戻されます。そして、それらの散らされていた民は帰ってきて主を礼拝するのです。
主はその民の罪を取り除き、もう一度、ご自身の民として受け入れてくださいます。荒廃したぶどう畑をもう一度作り直すように、主はもう一度イスラエルの民を整え、ご自身の栄光をあらわす麗しい実を結ぶことができるようにしてくださいます。主はその民ともう一度和解しようとしておられたのです。