モアブに対する神の裁きがさらに語られます。モアブに災難が臨む中で、エルサレムにまでも逃げてくる人々がいることが記されています。
モアブはその国に突然のように災難が臨むまでは、高ぶり、甚だしく高慢になり、思い上がり、横柄で、絶え間なく自慢話をしていました。彼らはまるで自分たちの知恵や力によって国が栄え、富んでいるかのように、勘違いしていたのです。しかし、その栄えは一夜にして過ぎ去ってしまいました。
しかし、そのような中で、イスラエルに一人の王が来ようとしていました。その王は、公正と正義をもって地を裁き、また真実をもって世を治めるお方でした。そして。このお方の誕生はモアブにとっても大きな喜びの知らせ、祝福となります。王なる主イエスが来られたことはイスラエルだけでなく世界の祝福となるすばらしいニュースだったのです。