ウジヤの子ヨタムの子アハズが王であった時です。アハズやイザヤがいた南王国ユダが、北王国イスラエルやアラムの連合軍に攻められるということがありました。そのような中でイザヤはアハズ王に、「気をつけて静かにしていなさい。恐れてはならない」と語り、主に頼ってこの難局を乗り越えるように語り、主の約束を伝えます。イザヤは王にしるしも求めよと語ります。しかし、王はしるしは求めないと答えました。それは信仰の言葉ではありませんでした。実はこの時、王はすでにアッシリアの王に助けを求めていたのです。アハズは主に頼るよりも大国の王にすがりました。しかし、このことは後々ユダ王国に様々な困難をもたらすことになります。
イザヤは主にすがることを拒むような民に対して、それでも、主は救い主を送って下さるという約束を与えられました。おとめが身ごもって男の子を産む、という処女降誕と、その子によって主が私たちと共にいてくださるというインマヌエルの恵みが実現するという約束でした。、