よく札束に羽がついて鳥のように飛んで行ってしまうというようなマンガが描かれることがあります。これは聖書の中にある表現を絵にしたものです。
富を得てそれを蓄えることだけに一喜一憂し、全精力を注ぎ込んでいるとしたら、それはとても残念なことです。富は、神が私たちに委ね、託してくださっている賜物です。ただお金は単に増やすためにあるのではありません。それを自分と家族の生活のために用いると共に、主のために、人のために使うようにとゆだねられているのです。
富に信頼し、富が少ないと落ち込んで不安になり、増えると安心しているとしたら、それは富に信頼し、富に振り回されていることになります。私たちはその富とどう向き合うか、またどうそれを使うかということにおいて、知恵と分別を必要としています。そして、主は喜んで私たちに必要な分別を与えてくださいます。