最初に造られた人が罪を犯した時、神は労働の苦しみ、また出産の苦しみを人に課せられました。もともと人が神に造られた時、神は人に、ご自身が造られた世界を治めることを委ねられました。本来は、仕事をすることももっともっと大きな喜びだったのだろうと思います。ですから、私たちと神との関係が回復されていくときに、労働はより楽しいものとなります。確かに労働に伴う苦しみや悩みもあります。しかし、主は共にいて、その労働を祝し、労働の対価を与え、収獲の時を与えて、私たちを喜ばせてくださいます。
私たちがこの地上を生きる間、私たちが主に委ねられた仕事を忠実にしていくことはとても大切なことです。新約聖書の時代、パウロが異邦人たちに福音を語っていった時、信じた人たちの中には、主イエスの再臨も近づいているし、今さら仕事をしても仕方がないと怠惰な生き方をする人たちがいました。しかし、主は私たちそれぞれに忠実な歩みを求めておられます。