箴言四章も、父が子に与える言葉という形を取っています。父親にとって子どもを教えるということはとても大切な役割です。子どもは放っておいても育つということではありません。愛をもって向き合うことが求められています。学校の先生はいろいろな科目を教えてくれるでしょう。しかし、親だからこそ伝えられるメッセージがあります。そして、親はそのことを怠ってはなりませんし、子も親から学ぶ姿勢を失ってはなりません。
そして、この箴言では、父は子に、「あなたの心を保て」と言います。いろいろ心配しなければらない事があります。守らなければならないものがあります。生きるためには多くの必要があるのです。しかし、何にもまして私たちが気を配り、また守らなければならないのは自分自身の心です。私たちの心を惑わし、神から引き離そうとするサタンの働きかけがあります。だからこそ、私たちは自分の心を保つことに思いを向けたいと思います。