私たちの用いている新聖歌の交読文にもこの詩編は採用されていますが、司式者の読む部分はいろいろなことが書かれているのですが、会衆の唱える部分は「そのいつくしみはとこしえに絶えることがない」が繰り返されています。まさに、この詩編はそのような用いられ方をしたのだと思います。祭司やリーダーたちが、奇数行を唱え、残りの会衆は「慈しみはとこしえに」で答えたのです。
この詩編で、主は「ただひとり大いなる奇しき業を行う方」と言われています。このお方のような神は他にはいません。このお方は力のあるお方、私たちの思うところをはるかに超えた不思議を行ってくださる方です。
主はすべてを創造された方です。またイスラエルをエジプトから救い出してくださったお方です。荒野においてもイスラエルを支え、また約束の地を本当に与えてくださった方です。きっと私たちの歩みの中においても、不思議なことをたくさんしてくださったのではないでしょうか。